【新入荷】DJ WAKO/THE SOUNDS OF GROOVE FAIRY TALE

美しさと狂気が入り混じる異世界感溢れる和洋折衷カットアップ・ミックス!!

インドネシア産音源縛りミックス『digdonesia』のヒットも記憶に新しい、掘ってる漢DJ Wakoのレコード溝のメルヘンをテーマに掲げた最新作。

やさぐれた歌謡曲、むず痒くなるB級アイドル曲から煌びやかなソウルやAOR、ドープなジャズ・ファンクまで多種多様な音源の美味しいところをサンプリングソース的観点で捉えスキルフルにカットアップ。時折絡んでくるヒップホップとのハマるバランス感覚も絶妙。全48曲収録というボリュームでお届けする自信作!! マスタリングは、senna(Meguru Records)。ジャケット作成は、osagodard(browsedepart)が担当。

Artist Comment

洗練された都会とイナタい場末を行ったり来たりで、まるで異世界に迷い込んだ様な不思議な気持ちにさせる展開に、脳内はすっかり混乱をきたしてしまうが非常にココロの居心地が良く、 気づけばいつの間にか虜になってしまう。という感じのアブナイ中毒性をはらんだMIXだ。 そして何故か再生する度に毎回印象が違って聴こえてしまう奥行きの深い、奇妙な魅力を持っているMIXだ。

市場価格ウン十万円の幻のメガレア盤から誰にも見向きもされていない盤までを純粋に自分の好きな "レコード"として同列に捉えて選曲に反映させている様には、 深掘り な彼ならではのニッチでディープ、そしてサプライズ感溢れるスキモノなセンスが顕著に表れていて思わずニヤついてしまう。 共感 と同時に 「あぁ、、行くとこまで行ってしまっているヒトが作ったものだ」と思わされる。 肝心なDJスキルも非常に高いので、2枚使いやスキットの入れ方、回転数を早めたプレイ等、アイデアや仕掛けがしっかりと生かされ、メリハリが効いて躍動感溢れる作風に仕上がっている。 一朝一夕では間違い無くこういうのは作れない。研ぎ澄まされている。流石だ。

特に印象深いのは 終盤のチェリーズ/メランコリーカクテル の儚く美しいムードからペザンツ/気がつかないうちに へ優しく移り変わり、そこからモノホンプレイヤーな旦那の特大クラシックへの流暢なロングミックスへと流れる様だ。心の底から熱いモノが込み上げてくる。個人的ハイライトはここだな。 と思いながらも、 聴く人によってそれぞれブチ上がるポイントが違うんだろうな と感じる「引っかかり」の部分満載な面白さ、ホント良く出来てる。

「MIX CDとは己の持つ引き出しに閃いたアイデアをぶつけて作る事が醍醐味のひとつだ」と思わされる非常にエンターテイメント性の高い作品。

DJ、ビートメイカーは勿論の事、幅広い年代、趣向の方に響くであろう大本命盤!
是非聴いて頂きたい。

FLATT THE LAIDBACK (EXHUME EXHUME/黒指同盟)