SECULAR MUSIC GROUP/VOLUME 2 [NRJ-0884]

SECULAR MUSIC GROUP/VOLUME 2 [NRJ-0884]

販売価格: 4,950

商品詳細

映画やテレビ界の有名作曲家 Christian Ruggiero を中心に、昔ながらのレコーディング手法と従来のスタジオ・テクノロジーに情熱を傾ける、クラフトマンシップあふれる音楽を奏でる Secular Music Group。現代版スピリチュアルジャズ~ライブラリーミュージックの金字塔ともいえる『Volume 1』が先日レコード化されたばかりだが、早くもその続編がリリースされる。

ギタリストの Ted Morcaldi がセッションに参加できなかったため(その一方でアルバムに楽曲を提供している)、ミュージシャンのキャストが若干変更され、マルチ楽器奏者のWill Berman(MGMT)がアンサンブルの4人目のメンバーとして参加し、Greg LaPine、Yannis Panos、Chris Ruggieroが加わった。 録音は70年代の録音技術のみを使用して、スタジオで4トラックのアナログテープにわずか3日間で行われた。最後のトラック「Lake-Sea」は、メンバーであり主任オーディオエンジニアでもある Ruggiero の自宅近くのビーチでライブ録音されたのだという。

『Volume 1』でみせた自由奔放なミニマリズムは影をひそめ、より緻密に楽曲が構成されたことでリズムとメロディーがより重視された印象だ。ピアノは全体を通してより前面に押し出され、繊細で内省的な響きを持つスピリチュアル・ジャズを思わせるホーンアレンジも特徴と言えるだろう。70年代のフランスとイタリアのライブラリーミュージックから影響を受けつつ、フォークロア的な要素も取り入れられている点も特筆で、前作から一貫して続く思慮深く内省的な即興演奏へのアプローチでは、スタジオとオーディオキャプチャの綿密なセッティングが、まるでアンサンブルの5人目のメンバーになったかのようにすら思える。

絶賛された『Volume 1』の路線を継承しつつ、あらゆる面で大きな飛躍を遂げた本作。幽玄なブラックジャズ、ドン・チェリーやジョン・ハッセルを思わせるエスノ・アンビエント、そしてスヴェン・ワンダーらクラフトマンシップ溢れる現代ライブラリーの巨匠を思わせつつ、そのいずれでもないサウンドスケープはまさに唯一無二だ。

A1.Angle of the Bowstring
A2.Seven Cane
A3.Zuyua
A4.Auilix's Place
B1.Mirror Side
B2.Middle of the Plain
B3.Laughing Falcon
B4.Bearer, Begetter
B5.Lake-Sea

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Condition S(新品)
Label LOVE ALL DAY
Country US
Format LP
First Released 2025